3月16日、FCAジャパンはジープの本格オフローダー「ラングラー・アンリミテッド」に、内外装をスタイリッシュに演出した限定車「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード」を設定し、3月27日に発売すると発表した。発売台数は限定300台で、税込車両価格は544万円。

室内の快適性をさらに高めるハードトップヘッドライナーを装備

この限定車は、高いオフロード性能や冒険心が昂ぶる佇まい、そして大幅に向上した快適性といった現行のJL型ラングラーの魅力はそのままに、内外装の随所に特別な仕上げを施すとともに、通常モデルには設定のないボディカラーや装備を採用することで、カタログモデルとはひと味違う個性が与えられているのが特徴だ。

エクステリアは、ジープのアイコンであるセブンスロットグリルやヘッドライトベゼル、フォグランプベゼルに艶感のあるグロスブラック仕上げを施し、精悍な印象を強めている。ホイールもグロスブラック仕上げの専用タイプだ。さらにマットブラック仕上げのJeep バッジやTrail Ratedバッジを採用するなど、細部にまでこだわっている。

ボディカラーは、80周年限定車のカラー投票で2位に選ばれたスナッズベリーP/C(限定100台)と、通常は「ルビコン」のみに設定されるスティンググレーC/C(同100台)、人気のブライトホワイトC/C(同100台)の3種類を設定。いずれもブラック内装(ファブリックシート)が組み合わされる。

インテリアは、グロスブラック仕上げのインストルメントパネルによりエクステリアとのコーディネートが図られるとともに、Mopar製ハードトップヘッドライナーの採用により、質感が高められている。なおこのヘッドライナーは夏には断熱効果を、冬には保温効果を発揮し、快適性の向上に寄与する。

ベースグレードとなったアンリミテッド・スポーツは、2020年12月に仕様変更が実施され、LEDヘッドライト、LEDフォグランプ(フロント)が追加されたほか、車線変更時の安全をサポートするブラインドスポットモニターや、後退時に側方からの車両の接近を検知するリアクロスパスディテクション、車庫入れ時に安心をもたらすParkSenseフロントパークアシスト(リア用は以前より標準装備)など、運転支援機能が大幅に充実している。パワートレインは284ps/347Nmを発揮する3.6ℓV型6気筒エンジンと8速ATの組み合わせだ。

●ジープ公式WEBサイト「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード」
情報提供元: MotorFan
記事名:「 ジープ・ラングラーに特別な内外装を採用した限定車「アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード」が登場! 300台限定で税込544万円