スズキの軽トラといえばキャリイだが、その昔はスズライトベースのボンネット型L20とキャブオーバーのL30が併売されていた時期がある。昭和42年前後のことで、そこまで古いとさすがに残っている軽トラは少ない。キャリイのクラブで把握している動くL30は、全国にも5台あるかないかという。それほど貴重なL30だが、しっかり実働で車検をとり続けている人がいる。

懐かしいインテリアが拡がる室内。ダッシュは2段構えで、上にだけプレスラインが入ったインテリアデザイン。この車両はほぼ純正のままだ。もっと詳しくこちらの車輌を見たい方は2020年G-ワークス9月号をご覧下さい♪

 1961年にスズライト・フロンテのトラックとして初代が発売されたキャリイ。65年に2代目のボンネット型L20へモデルチェンジするが、66年からはキャブオーバーの3代目L30が併売される。差別化のためかL20はスズライト・キャリイ、L30は単にキャリイと名称変更。L20はモデルチェンジすることなく消滅するが、キャブオーバーのL30がその後を継ぐことになる。当初はトラックだけだが、68年からはバンも追加された。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 毎月、イカした”白ナンバー軽”が登場する!! “G-ワークス連載コーナー”いつだって全開!!サブロク倶楽部