新車購入時にディーラーで普通に純正オプション品を選んでしまうのも、間違いはないが、それって本当に便利で簡単、そしてリーズナブル? 市販カーナビならば機能が充実しているにもかかわらず、さらに価格を抑えたコストパフォーマンス抜群のモデルが数多くそろっている。今回はそんな中からカーグッズライターの浜先秀彰が“買い”のスタンダード・カーナビ3機種を紹介。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

①ケンウッド 彩速ナビ TypeL MDV-L407W/L407……価格:オープン(実勢価格:5万5000円前後/税別)

問い合わせ:JVCケンウッド


電話:0120-2727-87

■ケンウッド公式サイト
●MDV-L407W(200mmワイドサイズボディ)

●MDV-L407(2DINサイズボディ)

“買い”のワケ


1.ハイグレードなルックス


2.レスポンス抜群の操作


3.上級機譲りのルートガイド

 彩速ナビTypeLは最廉価シリーズでありながらも上級機譲りのテイストを備えている。ルックスは洗練されたデザインとピアノブラックのカラーでクラスを超えた上質感を持ち、200mmワイドサイズボディのMDV-L407Wではほぼフラットな前面パネルとしている。




 また、ジェットレスポンスエンジンⅢやS3フォーマットなど独自の技術によって業界トップクラスのハイレスポンスを実現。画面の切り替えやスケール切り替えなどが素早く行えてストレスが無い。メニュー画面もわかりやすく、ショートカット操作ができるカスタムメニューも用意している。




 ナビ機能では「案内先読みガイド」や「マイルートアジャスター」、「ここです案内」といった、やはり上級モデルで好評のケンウッド独自のものを搭載。きわめて親切でわかりやすいルート案内だ。

ナビ機能   ★★★★


エンタメ性能 ★★★


操作性    ★★★★

問い合わせ:パイオニア


電話:0120-944-111

■カロッツェリア公式サイト

“買い”のワケ


1.デジタルメディアが充実


2.通信にも対応したナビ機能


3.誰にでも扱いやすい

 DVD/CDドライブを搭載しないメカレス仕様だが、デジタルメディアには広く対応し、Bluetoothオーディオ、USBメモリー、SDメモリーカードの再生が行える。Bluetoothによるハンズフリー通話も可能だ。




 ナビとしての基本機能は楽ナビの上級機種と共通で、見やすさにこだわった地図デザインや親切なルート案内、正確な自車位置表示などを搭載。VICSの約10倍の道路をカバーするスマートループ渋滞情報の取得(スマホのテザリング接続が必要)ができ、これを基にした高度な渋滞回避ルート探索もOKだ。




 初心者にもわかりやすいメニューを採用し、スマホのようなフリック&ドラッグ対応のタッチパネルを装備。走行中でも手元を見ずに安全なコントロールができる「スマートコマンダー」もオプションに用意している。

ナビ機能   ★★★★


エンタメ性能 ★★★


操作性    ★★★

③パナソニック ゴリラ CN-G540D……価格:オープン(実勢価格:3万6000円前後/税別)

問い合わせ:パナソニック


電話:0120-50-8729

■パナソニック公式サイト

“買い”のワケ


1.手軽に取り付けられる


2.快適なコントロール性


3.優れた測位性能

 パナソニックのポータブル型ナビ・ゴリラのベーシックモデル。本体はコンパクトで画面サイズは5インチとスマホ並みだが、そのぶん手軽に取り付けられる。装着には強力な吸盤式スタンドを使用。




 ポータブル型はスマホナビアプリと比較されることも多いが、専用機だけあって地図データや検索データが充実。このモデルでは日本全国100%のエリアで市街地図が表示できる業界初の機能を搭載しており、都市部の主要交差点ではリアルなイラスト図によるルートガイドも実現している。また、一時停止、踏切など運転に注意するポイントを知らせ、速度超過や高速道路の逆走などを検知する安全・安心運転サポートも搭載している。




 本体内にはGセンサーを内蔵し、AV一体型ナビに迫る優れた測位性能も実現。初めて訪れる場所でも安心してドライブができる。ゴリラエンジンによるハイレスポンスも搭載。

ナビ機能   ★★★★


エンタメ性能 ★★


操作性    ★★★
情報提供元: MotorFan
記事名:「 ナビの買い替えとしても充実で納得! 賢く選ぶ、2020年夏 〈スタンダード・カーナビ〉 “買い”の3選 【CAR MONO図鑑】