N1やN2など数々の公式レースで上位を独占するなど、驚異的な実績をこれまで築いているコシミズモータースポーツ(KMS)。そのKMSの輿水さんが現在、KP61のTS車両を製作中だという。しかも、その車体は昔のレースで使われていた当時車両。Gワークスとして、これは見逃すことができない!というわけで、現状をレポート

AE86でお馴染み、アッパー側とロア側のリンクロッドの長さを揃えて、リヤ脚周り(ホーシング)の動きをスムーズにするためにおこなわれる等長リンク化。具体的にはホーシング側とボディ側の取り付け位置を変更してアッパーロッドの長さを稼いでいる。ここも当時からの仕様で、ピロボールを入れ替えてリフレッシュする

レースカー製作のプロショップとして独立する前から、ずっとレース畑を歩み続けてきたKMSの輿水さん。現在「個人的に」取り組んでいるのが長らく眠っていた当時車両の起こし作業だ。何と、輿水さん、このKP61でJCCAのTSカップに参戦しようと考えているそうなのだ。


 TSカップではエンジンパワーの差もあり、現状ではB310サニーが圧倒的な優位を示している。KP61は少数となってしまっているだけに、そこに輿水さんがKPで参加する!!現在、ある程度は出来上がってきてはいるが、これからG-ワークスで製作から参戦まで連載を行なう予定。その第1回目、2020年G-ワークス7月号で詳しく解説しているゾ♪

情報提供元: MotorFan
記事名:「 トヨタ旧車でJCCA TSカップを走りたい KMSのTSマシン復活譚!!