JVCブランド初となる2カメラドライブレコーダー。価格を抑えながらもトレンドのスペックを搭載した、お買得度満点の一台を実走チェックしてみた。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)




問い合わせ:JVCケンウッド


電話:0120-2727-87

■JVC公式サイト

エブリオ GC-TR100……オープン価格(実勢価格:2万4800円前後/税別)

●本体・前面

●本体・背面

●リヤカメラ

 JVCケンウッドは「JVC」、「ケンウッド」、それぞれのブランドで独自のモデルを展開。JVC初の2カメラ型ドライブレコーダーとして今年1月にリリースされた最新モデルが「エブリオ GC-TR100」だ。




 GPS、Gセンサー、カメラ、大型ディスプレイなどを搭載しながらもスリムボディを達成した本体にコンパクトなブラケット一体型リヤカメラを組み合わせた2ピース構成。




 カメラは207万画素CMOSセンサーを搭載し、フルHD画質による映像記録が可能だ。しかもF1.8の明るいレンズや明暗差を自動的に補正するWDRなどを備え、本体カメラについては今までにない高感度性能を発揮するSTARVIS(スタービス)を採用している。




 記録映像のクオリティはクラストップレベルと言えるもので、下の写真を見てもらえば、昼夜を問わず鮮明な映像を記録しているのがわかるだろう。特に夜に強く、照明が当たっていない路肩の部分まで状況がはっきりと確認できる。信頼性抜群の高感度だ。




 また、撮影画角については本体内蔵カメラが対角約167°、リヤカメラが対角約151°となっており、驚くほど広いエリアをカバー。交差点全体を捉えられ、側方の車両や人の動きもわかりやすい。

●昼間の車両前方映像

●夜間の車両前方映像

●昼間の車両後方映像

●夜間の車両後方映像

 映像記録はキーオンに連動する「常時録画」、Gセンサーが一定以上の衝撃を検知した場合に別フォルダに保存する「イベント記録」があり、駐車中に衝撃を検知して約30秒の録画を行う「駐車録画機能(別売の車載電源ケーブルが必要)」も利用できる。




 このほか前方車両との距離が20m以下になったときに発する「前方衝突警告」、車線からはみ出して走行した場合の「車線逸脱警告」、設定速度(50~120km/h)を超えたときに知らせる「速度警告」など、5種類の運転支援機能も搭載。




 本体は底面に横並びに配置された操作キーや、各キーの役割を示す画面内アイコン表示によって使い勝手が抜群だ。そのうえ背面ディスプレイは3型と大きく、設定メニューも再生映像も見やすい。

■GPS:搭載


■Gセンサー:搭載


■ディスプレイサイズ:3型


■最大記録解像度:フロントカメラ、リヤカメラとも1920×1080(フルHD)


■最大記録画角:フロントカメラ水平約135°/垂直約71°/対角約167°・リヤカメラ水平約120°/垂直約61°/対角約151°
情報提供元: MotorFan
記事名:「 【最新ドラレコインプレ】STARVIS搭載だから! 夜の実力を試してみた。 JVC エブリオ GC-TR100 【CAR MONO図鑑】