トヨタのフラッグシップミニバンになる(のだろうか)、グランエースの実車が展示されていたので、下周りを観察してみた。


(AB02:トヨタ車体)

右リヤサスペンションを後方から。グランエースはRWDであり、サス形式はリジッドアクスル。大径のプロペラシャフトが見て取れる。これまた大径のラテラルロッドも迫力。

別角度から。アンチロールバーの太さがよくわかる。トレーリングアームは1Gで水平配置、上下モナカ合わせの構造で、後部にはばねシートを備える。ホーシングとの接続具合もこの角度からだとよくわかる。

アンチロールバーは後方に設置、アーム部はホイールハウス後端のリンクと接続される。

右フロントサスペンションを前方から。マクファーソンストラット式。ロワアームも上下モナカ合わせ構造、ボディ側ピボットは前水平軸/後垂直。タイロッドはRWDらしい前引き式。エンジンルームにスペースがあるからできる芸当だ。ということでブレーキキャリパーは軸後方に備わる。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 トヨタ・グランエースのサスペンションを眺めてみる【東京モーターショー2019】