可愛らしいボディに抜群の使い勝手やクラストップレベルの高画質を搭載したエントリーモデル。1万円台前半という手が届きやすい価格も嬉しい限りだ。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)




問い合わせ:JVCケンウッド


電話:0120-2727-87

JVC公式サイト

JVC エブリオ GC-DR20……オープン価格

ブラウン(写真)、ブルー、ブラックの3色を用意し、好みやクルマの内装色に合わせて選べる。

 丸みを帯びたコンパクトなボディや3色展開などが特徴のエントリーモデル。軽自動車やコンパクトカーなどにぴったりのイメージで、ドラレコの「黒い四角い箱」というイメージにとらわれないスタイルだけでも大きな魅力だ。




 だが業界でも指折りのメーカーであるJVCケンウッドが手掛けるだけに実力も素晴らしい。設定操作は背面のディスプレイと操作キーで行うが、メニューがわかりやすく説明書を見ずに扱えるほど。しかもWi-Fi接続を行えば専用アプリ(無料)をインストールしたスマホ(iPhone/Android)で、手動録画操作や記録データのダウンロードなどもできる。機械が苦手だという女性ドライバー、年配ドライバーも安心だ。

スマホで手軽にコントロールができる。

 映像記録は200万画素CMOSセンサーによりフルHD画質で行える。下の写真を見てのように画面の隅々まで鮮明で歪みも少なく、クラストップレベルの美しさ。明暗差を自動的に補正するWDRが搭載され、白飛びや黒つぶれなども抑えている。なお、記録映像の再生は専用スマホアプリまたはパソコン(汎用動画ソフトを利用)で行える。同社のドライブレコーダーはJVCのビデオカメラ技術とケンウッドの車載技術が生かされているというが、それも納得の性能といえる。

フルHD画質モデルとしてはトップレベルの鮮明な映像だ。

トンネルの中でも明るく映像を記録。明暗差を補正するWDRも搭載する。

 GPSは搭載していないので位置データを残すことはできないが、Gセンサーは内蔵されているので急ブレーキや急ハンドルの際には通常記録とは別にデータを保存するイベント記録が行える。

■GPS:無し


■Gセンサー:搭載


■内蔵ディスプレイ:2型


■最大記録解像度:1920×1080


■最大記録画角:水平約114°/垂直約60°/対角約145°

情報提供元: MotorFan
記事名:「 スマホとの連携で使い勝手抜群