スイフトスポーツを誰よりも愛し、育ててきた“モンスター田嶋”こと田嶋信博氏が率いるモンスタースポーツ。新型ZC33Sのポテンシャルの高さに注目し、2018年はラリー、ダートラ、ジムカーナの3カテゴリーで国内最高峰のJAF全日本選手権に参戦中。モータースポーツシーンで培ってきたノウハウを活かし、ZC33S用パフォーマンスアップパーツの開発にもいち早く着手し、続々とパーツをリリースしている。

パワートレインからサスペンション、ブレーキ、内外装パーツまで、トータルラインアップを目指すモンスタースポーツが、いまもっともその開発に力を注いでいるのが『K200ターボキット』だ。




タービンは三菱重工と共同開発した大容量ハイフロータイプで、ボルトオン装着可能。キット構成パーツに含まれるエンジン制御用の専用フルレンジスポーツコンピュータは現在、最終的なセッティングと検証を行っている最中だ。




取材車両にはK200ターボキットだけでなく、PFX400インテークキットと試作インタークーラー、タイプSp-Xデュアルストリートマフラーも装着され、吸排気効率の大幅アップを実現。インジェクターやポンプなど燃料系はノーマルながら、現状すでに約190psを発揮しているという。


 


もちろん、単にピークパワーだけでなく、そこに至るまでの過渡特性を重視したECUセッティングが同社のこだわり。フラットなトルク特性により、ストリートではノーマル同様の扱いやすさを確保しつつ、その気になれば圧倒的なパフォーマンスを発揮できる味付けとなっているのだ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 “大容量タービン+ECU”の注目MENU~ハイパーレブVol.228『スイフト』~