日産自動車は1日、モビリティ分野を中心としたオープンイノベーションを推進するため、スタートアップ企業を支援するアクセラレーターのPlug and Play Japanとのパートナーシップ契約を締結したと発表した。

シリコンバレーに本部を置くPlug and Playの日本拠点であるPlug and Play Japanとのパートナーシップを通じ、日産は、国内外のスタートアップ企業とのネットワークの拡大を図る。また、スタートアップ企業と協業し、イノベーションを支援するとともに、新しい技術や事業モデルとの接点を増やしていく予定。




本パートナーシップの一環として、日産はPlug and Play Japanの「モビリティ」をテーマとしたアクセラレータープログラムの構築に参画する。Plug and Play Japanは同プログラムによる支援を希望するスタートアップ企業の1回目の募集を同社のウェブサイトで2月1日から3月31日まで受け付ける。




Plug and Play Japanとのパートナーシップは、日産に加え、ルノー・日産自動車・三菱自動車によるアライアンス、さらにアライアンスメンバー各社のオープンイノベーション戦略を加速させるもの。日産は、本パートナーシップからの協業案件について、1月9日にCES2018で発表したベンチャーキャピタルファンド「Alliance Ventures」とも緊密に連携していく予定だ。




日産のチーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)である山内康裕は、「Plug and Play Japanとのパートナーシップは、世界中の革新的なスタートアップに対して日産の門戸が広く開放されていることを示す取り組みです。モビリティの先進技術を率先して世の中に届けてきた業界リーダーとして、日産はスタートアップと協業し、世界中のお客さまのためにイノベーションを推進していきたいと考えています」と述べている。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 日産:Plug and Play Japanとパートナーシップ契約を締結