株式会社デンソーは、AIを活用したManaged MaaS(Mobility-as-a-Service) システムを開発する米国のベンチャー企業ActiveScaler社(本社:カリフォルニア州)に出資した。

本出資によりデンソーは、サービスニーズの多様化と効率化への対応が求められるフリート事業者(タクシー・トラックなどの商用車両運用事業者)が、新しいサービスを迅速に開発し市場展開できるよう推進するとともに、将来のモビリティ社会やMaaS時代を見据えたエコシステムの実現に取り組んでいく。




ActiveScalerは本出資により、MaaS運用に必要なシステムを一元的に提供するManaged MaaSシステム開発を加速。ソフトウエアやハードウエアのコスト増、システム統合の複雑化など、クローズドシステム特有の従来型フリート管理システムの課題を解決する、拡張性とモジュール性に優れたアーキテクチャを開発する。これにより、ライドシェアなどの新しいモビリティサービスを手掛ける事業者のビジネスニーズにも対応した、シンプルなシステム実装を実現し、フリート事業者の新サービス開発と、持続可能な事業戦略を支援する。




デンソーは、コネクティッドビジネスや自動運転分野における開発力強化に注力している。MaaSと先進的な自動車技術を融合することにより、将来のモビリティ社会に新たな価値を提供していく。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 デンソー:米国のベンチャー企業ActiveScaler社に出資