関東鉄道は、常総線に新型車両5020形を導入する。営業運転開始に先立って報道陣に公開した。



新型車両5020形はキハ5000形シリーズでキハ5021、キハ5022の2両を新造した。



ボディカラーは関鉄ホワイトをベースに筑波山からの朝日を黄色、沿線を流れる鬼怒川・小貝川を青色で表現し、側面には早春の紅梅に彩られた筑波山をイメージしたマークを付けた。



前面は新たにLED化した前照灯を上部に設置した。



屋根材は腐食しにくいステンレス鋼を採用した。



車内はオールロングシートを配置し、座席定員は44名、立席定員は90名、合計134名。



ワンマン機器として自動両替機能付料金箱2台、整理券発行器2台、液晶式運賃表示器2台、扉予告チャイム6ヵ所、LED式戸開閉予告灯6ヵ所を設置した。



吊手は身長差により握りやすくするため2段式の吊手を採用した。





報道公開後、事前予約制で「乗車&撮影会」を開催、水海道駅から車両基地へ参加者を乗せた臨時列車「5020形リレー号」を運転した。



営業運転開始は3月2日、水海道~取手駅間を2両編成で1往復した。



情報提供元: Ex-Train