大阪モノレールを運行する大阪高速鉄道は、17年ぶりとなる新型車両「3000系」の報道陣向けお披露目会を9月18日に開催した。



報道関係者向けお披露目式会場においてゲストの斉藤雪乃さん、吉村庄平大阪高速鉄道代表取締役社長によりお披露目スイッチが押された。





お披露目スイッチが押され、新型車両「3000系」が登場した。



ゲストの斉藤雪乃さん、吉村庄平大阪高速鉄道代表取締役社長はじめ来賓による記念撮影。



ゲストの斉藤雪乃さんは電車に乗って旅をするのが大好きないわゆる「乗り鉄」であり、趣味の鉄道旅行を生かしてメディアやイベントなどで幅広く活躍中。



車両床下機器を公開した。



普段はなかなか見ることができない「集電装置」。



外観は曲線をより強調する円弧状のライン配置、大きく丸みをもたせたやわらかい前頭形状。

お披露目式終了後は車内を公開した。



幅広、個別化した座り心地のよいシート、大きな座席袖仕切、フルカラー液晶車内案内表示器、フリーストップカーテン、冷暖房機能の強化、空気清浄器搭載といったものが主な特徴の車内。







通勤電車で最大級、ゆったり座れる480ミリ幅とワイドな座席肌触りのよい生地と個別バックレストホールド性とソフトな座り心地を両立。



優先座席の配色を一般座席と反転、スタンションポールを中央部に追加 樹脂コーティングを施して着色している。



沿線の魅力を伝えるガラス戸の衝突防止グラフィック。



展望スペースを再構成し、ベビーカー、スーツケース利用など多様な利用客が使いやすいフリースペースを整備、ベビーカー利用者も使いやすい腰当を設置した。



子どもの目線で大人も楽しい眺望空間を演出した「キッズスペース」。



視認性、扱いやすさを追求したT型ワンハンドル採用の運転台。



「やさしさ・おもてなし」「清潔感・開放感」「楽しさ」「チャレンジ」などをキーワードにした新型車両「3000系」はお客さま視点でデザインしたこれからの大阪モノレールの主力となる車両である。



10月21日に営業運転を開始することが発表され、営業運転開始前の10月13日に一般向け試乗会を実施する。

今後、2018年度は4両1編成を追加導入し、開業当時からの1000系車両の代替として順次製造を進め、合計9編成を導入することを予定している。



情報提供元: Ex-Train