JR東海は、N700S確認試験車が完成し、次期営業車両に反映する新技術の最終確認に向けた走行試験を3月20日より開始したことを発表した。

試験期間は概ね3年間とし、確認試験車はその後も試験研究専用として活用するとしている。

試験内容は床下機器の徹底した小型・軽量化により生まれたポテンシャルを活用した新技術の試験を実施する。



新た搭載することが可能となったリチウムイオン電池を用いて高速鉄道では初のバッテリー自走システムによる走行試験を9月頃から実施を予定している。


地震等による長時間停車時にトンネル内や橋梁上に停車した新幹線を架線からの電力を使わずに自力走行で安全な場所へ移動させることが可能となる。



様々な編成長で構成可能な「標準車両」の特徴を生かして16両編成を8両編成に変更しての走行試験を10月頃から実施を予定している。




情報提供元: Ex-Train