JR東日本は、品川車両基地跡地の開発プロジェクト「グルーバル ゲートウェイ 品川」で世界中から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネスや文化が生まれるまちづくりの実現を向けた検討を進めている。2020年春には、品川新駅(仮称)の暫定開業を予定している。





新駅のデザインは国際交流拠点となる街の中核施設として、世界で活躍する隈研吾氏をデザインアーキテクトとして、日本の魅力を発信してくために日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根を、障子をイメージして「膜」や「木」等の素材を活用し、「和」を感じる駅を創る。



新駅は田町駅から約1.3キロ、品川駅から約0.9キロ付近に位置。京浜東北線、山手線各ホームの島式2面4線。鉄骨一部鉄筋コンクリート造、地上3階地下1階、総面積約7,600平方メートル。

設備は南北2箇所の改札口を設け、各ホームにエレベーターを2基設置。南北のトイレに多機能トイレを2箇所ずつ設けるほか、太陽光パネルと小型風力発電機を設置する。夏場のコンコース内の温度上昇を抑えるため、屋根に日射反射率の高い膜材を使用するほか、大屋根の消雪用散水機能などで体感温度などを低下させる仕組みも備える。

準備工事は、9月の着手を予定している。

(画像提供:JR東日本)

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情報提供元: Ex-Train