JR西日本は、京都に誕生する新博物館「京都鉄道博物館」が4月29日にグランドオープンするのを前に4月1日、報道陣に公開した。

梅小路蒸気機関車館と一体になる新たな施設を梅小路公園内に建設し、交通科学博物館の展示物や収蔵物も移設したうえで、53両の収蔵車両数を誇る、日本最大級の鉄道博物館となる。



新しいエントランスと本館をつなぐ全長約100メートルのプロムナードは、駅のプラットホームをイメージした屋外スペース。



本館1階は、JR西日本を代表する車両、500系新幹線、581系、489系が並ぶ。



国の重要文化財に指定された230形233号。



車両をかさ上げ展示し、見ることのできない角度から車両の構造を観察することができる。



本館2階に、運転士が訓練で使用する運転シミュレーターを設置、実際の訓練さながらに体験できる。





1914年に建設された2代目京都駅のホーム上屋を再利用して造る空間のトワイライトプラザにも車両を展示している。



キッズパークは、ファミリーや子供同士で自由に遊べるスペースで、鉄道や乗り物に関するおもちゃや絵本に加え、知育玩具、室内遊具や展示物やグラフィックを用意。窓からは嵯峨野線を眺めることができる。





本館2階にあるレストランは、約250席の広く遮光面を大きくとって明るく開放的。窓からは走る電車や京都の景色を望むことができる。





ナシ20形食堂車では、SL弁当やウメテツランチBOXなどお弁当や軽食、飲料の販売が行われる。



開館時間は10時~17時30分(入館は17時まで)、休館日は毎週水曜日と年末年始、入館料金は一般1,200円、大学生・高校生1,000円、中学生・小学生500円、幼児(3歳以上)200円となる。

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情報提供元: Ex-Train