30アルヴェル前期のころから、あまり好評ではなかった純正LEDルームランプ。その要因はせっかくのLEDなのに暗い、照射範囲が狭いなど。市販のLEDキットもあまり多くなかったので、困っていたユーザーも多いはず。そんな中、アルヴェルエアロも積極的に開発しているシックスセンスから、LEDルームランプキットがデビュー。スポットタイプの純正LEDと違い、レンズ面全体にギッシリと詰め込まれたチップ型LEDが室内を明るく照らしてくれる仕様で、まさにユーザー待望の逸品。

交換は一般的な「ハロゲン→LED基盤」タイプよりもちょっと複雑。ルームランプユニット本体を車両から取りはずして、さらに各部を分解。LED部分の基盤だけではなく、コントロール基盤も専用品に交換しなければいけない。もちろんDIYに慣れている人であれば、自分でチャレンジするのもありだが、純正ルームランプの各パーツを固定しているツメを折らないようにすること、リアの固定部のフレームを曲げたりしないことなど、超慎重な作業が必要なので覚えておこう。できれば、プロショップでしっかりと交換してもらうのがベストだ!


純正より断然明るい!


純正FRONT



交換後



純正REAR



交換後



純正LEDと比べるとその効果は歴然。単純にLEDの数が増えてるし、LEDが放つ光も明るい。


LEDユニットと専用レンズのセットでこの価格はお得!!


純正LED仕様車専用LEDルームランプ

■価格:フロントセット 1万円

リアセット 1万円

■対応:アルヴェル前期&後期(純正LEDルームランプ車)




フロントキットはレンズ部分全域にLEDチップが付いているので、明るさやアピール度が非常に高い。LEDが付いているルームランプ部の基盤の他に、専用基盤も付属している。



リアのルームランプは4カ所がパッケージになっている。フロント同様、専用スモークレンズが付属し、LEDが内蔵された基盤だけでなく、別途、純正交換用の専用基盤が付いている。



純正LED車のLEDルームランプ交換を実現するための制御が施された基盤。この部分も純正と交換をする。



ユニット内にあるスイッチの点灯部分を光らせるLEDチップも純正と比べると大きなチップになっているのがわかる。



オリジナルのスモークレンズが付属している。消灯時もちょいシブのルックスを実現。


純正ユニットをはずして分解して取り付ける


FRONT



①純正ルームランプ部分をユニットごと天井からはずして、レンズ部分や基盤などをはずして分解する。



②各部分はツメで固定されているので、ヘラなどで押しながらはずしていく。この時にツメを折らないように注意。



③④各部分をていねいにはずしていくとこんな感じ。



⑤純正の基盤も付属の基盤と交換する。



⑥あとはLEDルームランプの基盤に交換して、各部を戻していけば完成だ。


REAR



①リアはエアコン吹き出し口と一体型になっているユニットをはずす。



②純正は写真のツメ部分で固定されている。また車体側のフレームが曲がりやすいので、自分で作業するときは超慎重に。



③④レンズ部分のパネル、純正の基盤をはずす。



⑤LEDルームランプの基盤をセット。



⑥付属のスモークレンズをセットすればOK。


(2018年6月末 現在)



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 暗い純正LEDに喝っ! トヨタ・30アルファード&ヴェルファイアの純正LED専用ルームランプキットがデビュー|SIXTH SENSE