4月も半ばを過ぎましたが、4月といえば「狂犬病の予防接種」がスタートする時期。「狂犬病の予防接種」は、法律で定められていることをご存じですか?

犬を飼育する場合、法律の「狂犬病予防法」により、毎年4月1日~6月30日に「狂犬病の予防接種」を必ず受けなければいけません。「狂犬病」は犬だけがかかる病気ではなく、人間も犬から感染してしまうことも。そして、発病するとほぼ100%の人が死亡するとても怖い病気だからです。

今回は、「狂犬病ってどんな病気?〈症状・予防接種を受ける場所や費用〉」についてご紹介します!

狂犬病の予防接種シーズンがやってきました!


狂犬病って、どんな病気のこと?

「狂犬病」は、感染すると致死率の高い病気として、ギネス世界記録に記録されている病気です。毎年、世界中では約5万人もの死者を出しています。人間と犬が「狂犬病」に感染したら、一体どのような症状が出るのかをみていきましょう。

●狂犬病による人間の症状●

潜伏期間は2週間~80日程で、初期症状としては、風邪とよく似た「発熱や頭痛、嘔吐」など。症状が進むと「食欲不振、咬傷部分の痛みや痒み、幻覚を見る、液体を飲むと喉がけいれんが起きる」などの症状を発症します。

なかには、精神錯乱などの神経症状も出現し、最終的には「犬のような遠吠えをあげる、攻撃性が高くなる、ヨダレをたらす」などの症状まで出る場合も……。やがて、神経や筋肉が麻痺して、昏睡状態になると呼吸困難で死亡することもありえる怖い病気なのです。

狂犬病の初期は、風邪に似た症状がみられます

●狂犬病による犬の症状●

潜伏期間は2週間~2ヵ月程度で、初期症状としては「犬の性格が今までと変わる、行動に異常がみられる」などが挙げられます。興奮期になると「なにかに噛み付く、歩き回る、遠吠えをする」などの症状も。

さらに進行すると、「歩行不能、ヨダレをたらす」などの症状に。最終的には人間と同じように、昏睡状態になり死に至ります。

狂犬病の初期症状は、「犬の性格が今までと変わる、行動に異常がみられる」など


狂犬病の予防接種を受ける場所や費用は?

では、愛犬の狂犬病の予防接種について、みていきましょう。

●狂犬病の予防接種はどこで受けるの?●

市区町村の集団接種や、動物病院で受けることが可能です。市区町村の集団接種の場合は、大体3000円前後で、「狂犬病予防注射済票交付手数料」が一律で550円かかります。

動物病院の場合は自由診療になるため、各動物病院での料金設定になり、集団接種より高くなることも。

●狂犬病の予防接種の副作用は?●

狂犬病ワクチンの副作用としては、「元気がなくなる、アナフィラキシーの症状が出る」など。もし、持病など何らかの理由で接種できない場合は、担当の獣医師による証明が必要になります。

参考

Petsmilenews「狂犬病の予防接種は受ける必要がある?必須とされる理由は?狂犬病は一体どんな病気?」( PetSmile Co., Ltd.)

狂犬病の症状「狂犬病ってどんな病気?」( 狂犬病について)

狂犬病の予防接種は、市区町村の集団接種や、動物病院で受けることが可能

「狂犬病の予防接種」は、飼い主としての義務であり、飼い主さんとワンちゃんの健康を守るために、必要不可欠です。

ですので、毎年「狂犬病の予防接種」は必ず受けるようにしましょう!

万が一、4月1日~6月30日の期間に予防接種を受け忘れても……動物病院でならいつでも可能です。大切な愛犬のために「狂犬病の予防接種」を忘れないでくださいね。

飼い主さんとワンちゃんの健康を守るために、予防接種は必要です!

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 狂犬病ってどんな病気?〈症状・予防接種を受ける場所や費用〉