日本人の心の花ともいえる、桜。全国に自生し、学校や公園などに植えられていて、とても身近な存在ですね。春の訪れを知らせるように可憐な花を咲かせ、街や山を薄紅色に染めていきます。やがてハラハラと散りゆく、そのはかなさに魅せられる人も多いようです。

今年は例年より早く開花していますので、お出かけの際はtenki.jpの「桜開花情報」でご確認のうえ、お出かけくださいね。

「道の駅」特集、今回も桜にフォーカスしてご紹介します。

私たちを魅了してやまないサクラ・桜・さくら!


道の駅 うすずみ桜の里ねお(岐阜県本巣市)

名神高速大垣ICから車で約1時間20分に位置する「道の駅 うすずみ桜の里ねお」。

店先には根尾の自然に育まれた特産品が並びます。昔ながらの作り方にこだわった「淡墨とうふ」や「やまあざみの佃煮」のほか、希少な「栃の実」を使った根尾名物「とちもち」など、素朴で懐かしい味ばかり。近隣にはうすずみ温泉やホテル四季彩館、体験工房があり、ゆっくり根尾の自然を満喫できるのが魅力です。ここから車で約5分の観光スポットが「根尾谷淡墨桜」。樹齢1500余年、樹高16.3m、幹囲9.9mの一本桜は国の天然記念物に指定されています。薄いピンクのつぼみは満開時は白く、散り際には淡墨色になるため「淡墨桜」と呼ばれているのだそう。日本三大桜のひとつとして絶大な人気を誇り、開花シーズンは多くの人で賑わいます。

■道の駅 うすずみ桜の里ねお

※詳細は公式HPをご確認ください

淡墨桜は樹齢1500余念を誇る1本桜


道の駅 ひらた(福島県石川郡平田村)

「道の駅」ひらた は、福島県の南東部の国道49号沿い、あぶくま高原自動車道の平田ICの西側すぐのところにあります。

直売所では年間120種の野菜を生産していて、加工品の注目は村特産のハバネロ(激辛とうがらし)入りピリ辛商品の数々。レトルトカレーや調味料などユニークなネーミングのお土産が見つかります。ハバネロをトッピングしたソフトクリームはトッピング量によって5段階あり、10ふりする地獄級を完食すると代金は無料のうえ、無料券がもらえるのだそう。胃腸に自信のある方は挑戦してみては? 食事処「たけやま」では村特産の地粉を石臼で丹念に挽いた手打ち蕎麦が人気です。近隣には芝桜で有名な「ジュピアランドひらた」があります。春には12万株の芝桜が咲き誇り、まるでピンクのカーペットが敷き詰められたよう! 例年見頃を迎えるGWには芝桜祭りが行われます。

■道の駅 ひらた

※詳細は公式HPをご確認ください

ジュピアランドひらたでは丘一面が芝桜でピンクに!


道の駅 みやま公園(岡山県玉野市)

岡山県玉野市のほぼ中央部、国道30号線に面しているのが「道の駅 みやま公園」です。

東京ドームの約40倍の広さの敷地に約7000本の桜が植えられ、岡山最大規模の花見の名所として知られます。毎年4月には「深山さくらまつり」を開催。夜はぼんぼりを灯したライトアップが幻想的な雰囲気で、家族連れなど大勢の人が訪れます。公園内には緑豊かな自然を活かした「散策ゾーン」があり、季節ごとの花や緑が絶景を見せてくれます。「ドッグラン」や「わんぱく広場」のほか、採れたての農産物直売コーナーは開店時には行列ができるほどの人気。県内産の食材にこだわったメニューが好評の「深山カフェ食堂」では、あなご飯や宇治茶そば、白桃パイなどを提供しています。お花見をしつつ、ゆっくり岡山の味を堪能してみてはいかがでしょうか。

■道の駅 みやま公園

※詳細は公式HPをご確認ください

夜桜にも魅了されます(画像はイメージ)


道の駅 くろほね やまびこ(群馬県桐生市)

東北自動車道佐野藤岡ICより約1時間30分、国道122号沿いに位置する「道の駅 くろほね やまびこ」。

豊かな自然に囲まれた素朴な施設には、名産のまい茸をはじめとした新鮮な農作物や、手作り味噌・コンニャクなどの加工品を販売する直売所があります。食事は県内産の小麦「里の空」を使用したまい茸うどん、山の幸たっぷりの天ぷらなどが人気です。周辺には観光スポットが数多く点在しているのが魅力で、桜の時期はわたらせ渓谷鐵道で行くのがおすすめ。渡良瀬川の渓谷沿いを走ると車窓からは見事な春色の景観が広がります。花が開花する時期には桜祭りや桃祭りなどが開かれるので、さまざまなイベントが楽しめますよ。「道の駅」から徒歩15分の水沼駅には温泉が併設されているので、疲れたらひとやすみできるのもうれしいですね。

■道の駅 くろほね やまびこ

※詳細は国土交通省HP「関東『道の駅』くろほね やまびこ」をご確認ください

桜咲く春色の沿線を行く、わたらせ渓谷鐵道!

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 さくらが美しい道の駅特集!〈全国編・2|2018〉