2015年に北陸新幹線が開業して以来、東京方面から北陸方面へのアクセスが身近になりました。さらに2022年度には金沢・敦賀間が開業予定。関東地方に住む人にとって北陸へのアクセスがますます便利になりますね。

今年はご存じの通り「1500台におよぶ車の立ち往生」「17年ぶりの道路雪害対策本部設置」……といった北陸地方の雪害関連の報道が相次ぎましたが、バレンタインデーには南寄りの風が強まり、気温が上昇。雪深い北陸にも着実に春は到来しているようです。

そこで今回は、名湯と日本海ならではの海の幸が楽しめる北陸のおすすめ温泉スポットをご紹介! とはいえお出かけ前には、tenki.jpで、北陸地方の天候確認をお忘れなく!

黒部峡谷に鳴り響く「宇奈月温泉冬物語」の花火


月岡温泉/白玉の湯 泉慶(新潟県)

大正4(1915)年、石油を採掘している時に偶然温泉が出てきたことから湯治湯として始まった「月岡温泉」。全国でも有数の硫黄含有量を誇り「もっと美人になれる温泉」と呼ばれているそう。希少な美しいエメラルドグリーンの湯色は、弱アルカリ性で肌に優しく、美肌効果が期待できます。

自家源泉「白玉の湯 泉慶」には、日本海随一の広さを誇る大浴場があり、その開放感はここでしか味わえない贅沢。硫黄は皮膚に浸透しやすく、長時間体内に残ることから効能豊か。美しいエメラルドグリーンのお湯に浸かって、体も心も癒されてみては!

白玉の湯 泉慶

●所在地:新潟県新発田市月岡温泉453

●問い合わせ:0254-32-1111

●アクセス:JR「新潟駅」からJR白新線で約20分「豊栄駅」下車。シャトルバスで約20分

※詳細は公式HPをご確認ください

月岡温泉の湯は「もっと美人になれる温泉」!


宇奈月温泉/ホテル桃源(富山県)

黒部川の電源開発が始まった大正時代、その歴史とともに一大温泉地が開かれました。

宇治や奈良と並ぶ名月の地にしようとの思いから、元々あった「うなづき」の地名に「宇奈月」の文字をあてたそう。「宇奈月温泉」の泉質は、無色透明の弱アルカリ性単純泉で、清らかな黒部川と同じく、透明度は日本一を誇ります。

「ホテル桃源」のリニューアルされた「川床露天風呂」はヒノキを使った浅めの露天風呂で、黒部川の絶景を間近に見ることができます。4月14日までの毎週土曜日20:30から、宇奈月温泉街に雪上花火が打ち上げられます!

黒部峡谷 宇奈月温泉 ホテル桃源

●所在地:富山県黒部市宇奈月温泉22-1

●問い合わせ:0765-62-1131

●アクセス:富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」から徒歩5分

※詳細は公式HPをご確認ください

宇奈月温泉駅の温泉噴水


和倉温泉/虹と海(石川県)

和倉温泉のお湯は、”海の温泉”ならではの豊富な塩分が特長で「殺菌効果」「保温効果」「美肌効果」の、塩の恵みがもたらす主に3つの効果があり無色、透明、無臭です。

和倉温泉といえば、そう「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で総合第1位に選ばれた「加賀谷」が有名ですね。一度は泊まってみたいところですが、ちょっと予算オーバーという人には敷居の高さをなくした、同じグループ旅館の「和倉温泉 虹と海」がオススメ! 七尾湾の景色がひろがるオーシャンビューと、洗練された館内のモダンなインテリアが、ゆとりの時間と空間を与えてくれます。食事は朝・夕ともにビュッフェスタイル。夕食のオープンキッチンでは目の前で出来立てアツアツの料理をいただけます。

和倉温泉 虹と海

●所在地:石川県七尾市和倉町ヨ部96

●問い合わせ:0767-62-8888

●アクセス:JR七尾線「和倉温泉駅」から送迎バスあり(※要予約)

※詳細は公式HPをご確認ください

七尾湾を望む和倉温泉


あわら温泉/美松(福井県)

福井県の北部に位置し、関西の奥座敷として親しまれている「あわら温泉」。

あわら温泉はお湯の共同管理を行っていないため、各施設が何本かの温泉井戸を持っています。そのため各施設によって、微妙に違った感触のお湯が楽しめます。

「美松」の大浴場は、開閉ドーム式の庭園大浴場「太陽殿」と、満月の明るさをイメージにすべりにくい安全性と、明るい雰囲気を大切にして、インド砂岩を敷きつめた「明月殿」があります。雪景色を愛でられるのもこの季節の醍醐味。肌に優しい温泉として誉れ高いあわら温泉に出かけてみては!

あわら温泉 美松

●所在地:福井県あわら市舟津26-10

●問い合わせ:0776-77-2600

●アクセス:JR北陸本線「芦原温泉駅」から送迎バスで10分(※要予約)

※詳細は公式HPをご確認ください

冬の味覚の王様「越前ガニ」もぜひ!

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 冬は温泉!北陸のおすすめ温泉スポット〈レジャー特集|2018〉