今日(6日)、気象協会は2024年の第3回桜開花予想を発表しました。今年の道内の桜の開花は、昨年よりは10日前後遅くなりますが、平年よりは3日前後早くなるでしょう。大型連休中には道南方面や道央では桜が見ごろとなりそうです。

●北海道の桜は平年より早めの開花に

最新の1か月予報や3か月予報では、北海道の気温は平年並みか平年よりやや高めに推移する見込みです。このため花芽の生長は順調に進むことが考えられ、平年より3日前後早い開花を迎えるでしょう。

今年の桜は青森市で4月18日に開花した後、5日かけて津軽海峡を渡り、4月23日には松前で開花、桜前線の上陸となるでしょう。
桜前線は4月25日に函館に、4月27日には札幌に到着、大型連休中には道南方面や道央では桜が見ごろとなる見込みです。

その後も桜前線は道北や道東方面へも進み、帯広で4月30日、旭川で5月2日、網走で5月6日に開花、終着地点の根室には5月15日に到達するでしょう。

桜前線はおよそ1か月かけて北海道を駆け抜けて行く見込みです。

●全国的にも平年より早めの開花

今年の桜の開花は全国的に見て平年より早い所が多くなりそうです。

3月上旬は寒暖を繰り返すものの、気温は全国的にほぼ平年並みで推移する見込みです。中旬から下旬にかけては、平年より高くなるところが多いでしょう。このため、桜の花芽は順調に生長し、開花・満開ともに、全国的に平年より早くなる見込みで、平年よりかなり早くなるところもあるでしょう。

主な地点で早い所だと東京や高知で3月19日に開花、その後青森はおよそ1か月後の4月18日に開花、北海道でも4月下旬には桜が咲き始めるでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士