来週初めにかけて、九州付近に前線がほとんど停滞するでしょう。九州は、この時期としては珍しく曇りや雨のぐずついた天気になる見込みです。気温は平年より高い日が多いですが、雨や風の影響でひんやりと感じる所があるでしょう。

●31日 雨が降ったり止んだり

今日31日は前線が九州南部付近にのびています。前線に向かって湿った空気が流れ込み、九州南部付近の所々で発達した雨雲が発生しています。

今日31日夕方まで雨が降ったり止んだりで、雷を伴い一時雨脚が強まる所もある見込みです。
また、九州南部付近は南から暖かい空気が流れ込むため、最高気温が20度前後まで上がり暖かくなる所があるでしょう。

●2月は雨のスタート 海上は強風・高波注意

明日2月1日も前線が九州南部付近に停滞し、活動がやや活発になる見込みです。九州各地で雨が降り 、九州南部を中心にまとまった雨量になるでしょう。また、大陸の高気圧が北から張り出すため、九州は北部を中心に気圧の傾きが大きくなります。沿岸海上を中心に北東の風が強まり、対馬海峡沿岸は急速に波が高まって、しける所がある見込みです。海上は強風や高波にご注意下さい。

明日1日は、雨と北東風の影響で、九州北部は日中もひんやりと感じられるでしょう。

●来週初めにかけて曇りや雨の天気

来週初めにかけて、九州は強い寒気の南下はなく、この時期としては珍しく春先に現れるようなぐずついた天気になる見込みです。

2日(金)はいったん前線は九州の南の海上に下がり、九州北部は晴れ間がのぞく所もありますが、3日(土)「節分」は再び西から前線が北上してくる見込みです。前線上には低気圧が発生し、5日(月)は九州付近を通過するでしょう。週末から来週5日(月)にかけて九州各地で再び雨となり、まとまった雨量になりそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士