明日18日(月)も冬型の気圧配置が続き、日本海側では断続的に雪が降るでしょう。交通機関への影響に警戒してください。日差しの届く本州の太平洋側でも真冬の寒さが続きます。この先、一週間は厳しい寒さが続きますので、防寒対策をしっかりと行ってください。

●明日18日(月) 日本海側は雪の量がさらに増える所も

今日17日(日)は日本付近は強い冬型の気圧配置になり、北日本の日本海側を中心に大荒れの天気になっています。北海道ではオホーツク海側を中心に雪の降り方が強まっている所もありました。

明日18日(月)も冬型の気圧配置が続き、上空には寒気が居座るため、日本海側では雪の降る所が多いでしょう。風も強く、ふぶく所もありそうです。雪を伴った強い風のため、見通しが悪くなる所もありますので、引き続き、猛吹雪や吹きだまりによる交通機関への影響に警戒してください。

太平洋側でも真冬の寒さが続きます。朝の最低気温はけさより大幅に低くなる所が多いでしょう。東京都心でも3℃と、霜がおりるほどの寒さになりそうです。
日中は日差しがあっても、気温はあまり上がりません。最高気温は10℃に届かない所がほとんどで、空気がヒンヤリするでしょう。風は今日17日(日)よりおさまる所もありますが、北または西よりの季節風が吹いて、真冬のような寒さが続きそうです。
冬のコートにマフラーや手袋などで、防寒対策をしっかりと行いましょう。なお、この時期は室内と屋外の気温差が大きくなりますので、服装でうまく調節してください。

●雪道 万が一に備えての安心のグッズ

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

●21日(木)から22日(金)頃 再び大雪のおそれ

19日(火)は冬型の気圧配置は緩みますが、寒気が居座ります。日本海側の雪はいったんおさまるものの、寒さが続くでしょう。

21⽇(木)から22⽇(金)頃にかけては再び冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込む見込みです。
全国的に風が強まり、北⽇本から⻄⽇本にかけての⽇本海側を中⼼に⼤荒れや⼤雪のおそれがあります。最新の気象情報を確認するようにしてください。

24日(日)クリスマス・イヴは冬型の気圧配置が緩みますが、次の気圧の谷が西から近づいてきます。北海道では貴重な日差しになるでしょう。東北から九州は晴れる所が多くなりますが、寒さが続きそうです。

●年末にかけては寒さが緩む

25日(月)のクリスマスは、本州の南を気圧の谷が通過する見込みです。
太平洋側では一部で雨の降る所はありますが、晴れ間の出る所が多いでしょう。ホワイトクリスマスの所は少ない予想ですが、綺麗なイルミネーションを見ることができそうです。

26日(火)からは、関東から九州は寒さが少し緩みそうです。最高気温は10℃を超える所が多く、日差しの温もりを感じることができるでしょう。大掃除がまだ終わっていない方は、チャンスです。

30日(土)は、雨の降る所が多い予想です。年末で、帰省や旅行を計画されている方も大勢いらっしゃると思いますが、予報には幅があるため、変わる可能性はあります。最新の天気予報をこまめに確認するようにしましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士