17日(日)からは冬型の気圧配置が強まり、平地でも雪となる目安の寒気が、近畿地方をすっぽりと覆う見込みです。北部を中心に平地でも雪の所が多くなり、山地を中心に積雪量が増える恐れがあります。タイヤの交換など、本格的な冬支度がまだの方は、16日(土)までに済ませておいて下さい。

●17日(日)から本格的な冬の寒さに 平地でも雪の積もる所がありそう

近畿地方では、明日14日(木)夜から16日(土)にかけての雨を境に、一気に冬の厳しい寒さとなりそうです。
17日(日)からは冬型の気圧配置が強まる見込みです。近畿地方は、日中でも10℃に届かない所が多く、豊岡、彦根など北部では17日(日)から18日(月)にかけて雪が降るでしょう。20日(水)も、雨が次第に雪に変わる可能性があります。
これまで雪は降っても山地が中心でしたが、17日(日)からは平地も含めて雪が降り、積雪する恐れもあります。強い風を伴って雪が降り、見通しが悪くなる所もあるでしょう。車の運転は十分な注意が必要です。

●シーズン初めの雪に注意 タイヤ交換は16日(土)までに

シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。

(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。速度を落とし、余裕をもって運転することが大切です。

16日(土)までは平年より気温の高い状態が続き、雪が降ることはなさそうです。それまでにタイヤ交換など、雪への備えが必要です。17日(日)からは最新の気象・交通情報を確認し、無理のない移動を心掛けるようにして下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士