今週、九州は最高気温30度以上の真夏日の日が多くなり、夏の蒸し暑さが戻っています。きょう27日、福岡市では最高気温が30.3度まで上がり、観測史上最多の今年88回目の真夏日となりました。
今年は厳しい残暑が長引いていますが、10月に入ると大陸から涼しい空気が流れ込み、次第に秋めいていく見込みです。そろそろ衣替えの準備を始めるとよいでしょう。

●九州 今週いっぱいは厳しい残暑

きょうの九州は高気圧に覆われて、各地でおおむね晴れています。午後3時までの最高気温は、鹿児島県肝付町前田33.3度、熊本県甲佐町33.2度、大分県日田市32.8度など、多くの地点で30度を超えて、9月の終わりとは思えない厳しい残暑が続いています。
九州は今週いっぱいは暖かい空気が流れ込みやすく、最高気温30度前後の厳しい残暑が続く見込みです。引き続き、熱中症など体調管理に十分お気をつけください。

●10月に入ると秋の空気 暑さやわらぐ

10月1日(日)から、九州付近は大陸から秋の涼しい空気が入りやすくなります。最高気温は次第に30度を下回る日が増えて、来週は爽やかな秋晴れとなる日が多いでしょう。また、朝の最低気温は20度前後となり、空気がひんやりしてくる見込みです。10月に入ると秋めいてくるでしょう。

●気温と服装の目安

この先は、一日の中での気温変化が大きくなりそうです。
来週は、昼間は半そでで過ごせても、朝晩は長袖シャツや薄手の羽織物がちょうど良いくらいになるため、そろそろ衣替えを行いましょう。

気温と服装の目安では、気温が20度より低くなると「長袖シャツ」や「カーディガン」となっています。お出掛けする時間帯にあわせて、調整しやすい服装をえらんでください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士