きのう2日は満月でしたが、まだまだ夜空に目が離せません。今夜からあす4日明け方にかけて、満月を過ぎたばかりの月と土星が接近します。午後8時頃に月と土星が地平線をのぼるため、深夜の時間帯が観測しやすいでしょう。今回見逃しても今月末にはまた観測のチャンスあり。

●今夜~あす4日明け方 月と土星が接近

今夜からあす4日明け方にかけて、満月を過ぎたばかりの月と土星が接近します。
午後8時頃に月と土星が地平線から昇ってくるため、高い空に昇る深夜の時間帯が観測しやすいでしょう。接近の様子は肉眼や双眼鏡でもよく見えますが天体望遠鏡で観察すると、土星の環まで確認できるかもしれません。

きょう3日夜の天気は、九州北部から東北にかけてと北海道の太平洋側では広い範囲で晴れる見込みで、天体観測にも良さそうです。
台風6号や台風周辺の湿った空気の影響で、沖縄や九州南部、四国では雨や曇りとなるでしょう。

●今月末にも再び月と土星が接近

今回見逃したとしても、今月末に、もう一度見られる機会がありそうです。

8月30日夜から31日未明にかけても、月と土星が並んで見えるチャンスが訪れます。

今夜は深夜が観測しやすい時間帯となりますが、8月30日の場合は、地平線から月と土星が昇ってくるのは午後6時頃と早まるため、深夜をまたずに月と土星が接近する様子を楽しむことができそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士