きょう6日(木)、日本気象協会は「2023年桜開花予想(臨時報)」を発表。青森は9日に開花予想で、その後、桜前線は津軽海峡を渡り、函館で16日、札幌で18日に開花する見込みです。最も早い(最早)開花記録を更新する地点がさらに増え、北の大地は記録的な早さで桜色に染まるでしょう。

●開花と満開の傾向

4月に入り、東北以南のほとんどの地域で満開を迎えています。今春は、標高の高い地域や北へ行くほど開花と満開が早くなる傾向にあり、関東甲信や北陸、東北では、多くの地点で平年より10日以上早い開花と満開になりました。
一方、これから本格的な桜シーズンを迎える、東北北部および北海道では、3月下旬からの高温や、今後の予想気温から、桜前線の動きがさらに早まるでしょう。

なお、きょう6日は盛岡で桜が満開になりました。平年より18日早く、昨年より12日早い満開で、統計開始以来最も早い記録です。これまで最も早い満開が2021年の4月13日でしたので、早い記録を1週間も更新したことになります。

●北も記録的な早さで開花へ

最新の予想では、青森で4月9日に開花した後、桜前線は津軽海峡を渡り、函館で16日、札幌では18日に開花する見込みです。最も早い(最早)開花記録を更新する地点がさらに増え、北の大地は記録的な早さで桜色に染まるでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士