3日月曜は、長野と大分で、桜が満開になりました。長野では過去2番目に早い満開で、大分では開花から10日で満開を迎えました。

●長野と大分 桜が満開に

新年度のスタートを飾るように、3日月曜は、桜満開の便りが届きました。

長野では、平年より13日早く、昨年より8日早く、桜が満開になりました。2021年の4月1日に次いで2番目に早い満開です。

また、大分では平年より1日早く、昨年より2日遅く、桜が満開になりました。3月24日に桜が開花してから、10日後の満開でした。

●桜の満開日とは?

桜の満開日とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。(同時に咲いている状態である必要はありません。)

観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。

●この後の桜前線は?

今年の桜は、開花・満開ともに、平年より早い所が多くなっています。

桜前線は、4月中旬には、津軽海峡を渡るでしょう。北海道でも、4月中に開花するところが多く、函館は20日、札幌は23日に開花する予想です。

さらに、満開予想は、青森では4月16日、札幌では4月25日となっています。

情報提供元: tenki.jp日直予報士