関西では、13日(日)までは平年より気温がかなり高く、夏日一歩手前の暑さの所もあるでしょう。その後は秋が深まり、昼間の気温が15度に届かない所もある見込みです。

●13日(日)の雨までは、気温高め

関西では、12日(土)にかけては、高気圧に覆われて おおむね晴れの天気が続く見込みです。平年よりも暖かい空気に覆われ、最高気温が25度近くまで上がる所もあるでしょう。13日(日)は前線が通過して広く雨が降る見込みです。前線が通過したあとは、北に控えている冷たい空気に覆われ、来週は秋が深まるでしょう。昼間でも気温が15度に届かない所があり、一気に季節が進む見込みです。

●冬に向けて暖房の準備を

内陸部では朝晩冷えるようになり、すでに暖房を使用されている所もあると思いますが、平野部でも、そろそろ暖房の準備をしましょう。エアコンを使用する場合、目詰まりしたフィルターを清掃することにより0.7%の節電効果があるそうです。(経済産業省資源エネルギー庁 省エネ・節電リーフレットより)

●ヒートショックにも注意

冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。
なるべく室温を一定に保つためには、部屋ごとに温度計を置いて室温を確認し、寒い部屋には、暖房器具を設置するなど、対策を心がけましょう。部屋と部屋の温度差をなくすためには、居室 だけでなく、家全体を暖かくすることが重要で、二重サッシにするなど、断熱化も有効です。
特に、居間や脱衣所の室温が18度未満の住宅では、浴槽のお湯の温度が42度以上の"熱め入浴"が増加する、という研究結果もあり、血圧の急激な変化につながるおそれもあります。
目安となる室温は、家中どこでも18度以上と覚えてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士