南の海上には白く発達した雲がまとまりつつあります。今後、熱帯低気圧や台風など熱帯擾乱となる可能性も。10月もまだ台風シーズンです。今後の動向に注意を。

●南の海上にまとまりつつある雲

気象衛星画像をみると、日本の南の海上には白く発達した雲がまとまりつつあります。今後、熱帯低気圧や台風などの熱帯擾乱となる可能性があります。

上の図のように、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の予想でも日本の南の海上は赤色で示され、10月中旬にかけては、台風や熱帯低気圧が発生する確率が高いと予測しています。

今後の情報にご注意ください。

●10月もまだ台風シーズン

平年の台風の発生数は8月が5.7個、9月が5.0個とピークですが、10月も3.4個とまだ台風シーズンが続きます。10月の台風の平年の日本列島への接近数は1.7個で10月に日本列島に台風が接近することはしばしばあります。多い年では、2013年の10月に台風が6個も日本列島に接近しました。

もう少し台風シーズンは続きます。引き続き、台風への備えを心がけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士