台風18号は沖縄・大東島地方から離れつつありますが、引き続き高波に警戒が必要です。あす30日以降は、全国的に晴れて暑くなりそうです。

●30日 全国的に晴れて暑くなる

あす(30日)は、沖縄県の大東島地方を除く日本列島は、広く高気圧に覆われるため、各地で晴れるでしょう。関東南部や伊豆諸島、東海では、はじめ雨の降る所がありますが、雨は朝までにはやみ、次第に日差しが届くでしょう。日中は天気の崩れはない見込みです。

最高気温は、北海道は25度くらいの所が多く、東北から沖縄にかけては、27度~29度くらいの所が多くなりそうです。高知や鹿児島は30度の予想で、那覇も31度と真夏日になるでしょう。

●大東島地方 引き続き高波に警戒を

台風18号は、きょう(29日)午後5時現在、南大東島の東約120キロを1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいます。
台風は大東島地方から遠ざかりつつありますが、海上では引き続き、うねりを伴う高波に警戒が必要です。また、あす(30日)未明まで強風に十分注意してください。南大東島ではあす午前中にかけて雨や雷雨があるでしょう。

大東島地方で予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
きょう(29日)は、20メートル(30メートル)
あす(30日)は、15メートル(25メートル) です。

また、きょう(29日)予想される波の高さは、
大東島地方    6メートル うねりを伴う
沖縄本島地方  2.5メートル うねりを伴う
あす(30日)に予想される波の高さは
大東島地方    4メートル うねりを伴う
沖縄本島地方  2.5メートル うねりを伴う

●週明け以降 前線の影響で曇りや雨

あさって(10月1日)と日曜日(2日)も全国的に晴れる見込みですが、また、月曜日(3日)以降は、本州付近を前線が通過するため、曇りや雨の所が多くなりそうです。
また、台風18号は、日曜日以降、予想進路の予報円が大きくなっています。また、台風周辺の湿った空気の影響を受ける可能性があります。最新の気象情報を確認するようにしてください。

最高気温は、火曜日(4日)までは、西日本を中心に30度くらいの日が続きますが、前線の通過後、木曜日(6日)は、北日本や東日本を中心に20度に届かない所もありそうです。
気温差が大きくなるため、体調を崩さないようお気をつけてお過ごしください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士