台風15号(タラス)は、24日(土)午前9時に東海道沖で温帯低気圧に変わりましたが、引き続き関東は夕方にかけて大雨に警戒が必要です。静岡は雨のピークは過ぎたものの、土砂災害に警戒してください。

●台風15号 温帯低気圧に変わりました

台風15号は、9月23日(金)午前9時に室戸岬の南約300キロで発生し、北上しました。四国や近畿の一部を強風域に巻き込みながら次第に進路をかえて東海地方に接近しました。台風周辺の湿った空気の影響もあり、愛知県や静岡県で線状降水帯が発生するなど、記録的な大雨となりました。

台風15号は、24日(土)午前9時に東海道沖で温帯低気圧に変わりました。発生から温帯低気圧に変わるまで1日と、今年発生した台風としては、台風の期間が最も短くなりました。(これまでは台風2号の1日と6時間)

●関東は引き続き大雨に警戒

台風15号は温帯低気圧に変わりましたが、引き続き大雨に警戒が必要です。

関東では夕方にかけて、局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。東海(静岡県)の雨のピークは過ぎましたが、これまでの大雨で土砂災害の危険性が高まっている所や増水している川もあります。山の急な斜面や川など危険な所に近づかないようにしましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士