3日、紀伊半島付近にある熱帯低気圧の影響で、近畿や東海などで局地的に雨雲が発達しています。和歌山県では1時間に60ミリ以上の非常に激しい雨が降りました。

●和歌山県で1時間に60ミリ以上 非常に激しい雨

3日、紀伊半島付近にある熱帯低気圧や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、今朝は近畿や東海、九州北部などで局地的に雨雲や雷雲が発達しています。和歌山県田辺市では午前5時過ぎまでの1時間に61.5ミリの非常に激しい雨が降りました。また兵庫県三木市では午前7時過ぎまでの1時間に54.0ミリの雨が降り、8月のこれまでの1位の記録を更新しました。また福岡など九州でも局地的に1時間に40ミリ以上の激しい雨が降りました。

●午後は広い範囲で大気の状態が不安定に

近畿は午後にかけても雨が断続的に降る見込みです。局地的に非常に激しく降るでしょう。北海道や東北、関東甲信、北陸、中国、四国、九州なども大気の状態が不安定になり、午後にかけて局地的に雨雲が発達し、激しく降ることがありそうです。低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士