九州北部は、9日(金)から10日(土)を中心に激しい雨が降り、11日(日)にかけて雨量が多くなるおそれがあります。今週末にかけて、梅雨末期の大雨に警戒が必要です。

●きょう7日(水) 激しい雨の中心は長崎県対馬地方

きょう7日(水)、梅雨前線は朝鮮半島南部付近を次第に南下します。前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で、前線に近い長崎県対馬地方は活発な雨雲がかかりやすくなる見込みです。長崎県対馬地方は、今夜遅くにかけて激しい雨が降り、雨量が多くなるおそれがあるため、土砂災害に注意・警戒をして下さい。
対馬以外の地域も、九州地方は湿った空気や強い日差しの影響で局地的に活発な雨雲がかかり、雷を伴った強い雨が降るおそれがあります。発達した積乱雲に伴う急な強い雨や落雷にご注意下さい。

●今週後半 九州北部で激しい雨のエリア広がる 9日(金)~10日(土)を中心に大雨に警戒

梅雨前線は、あす8日(木)には朝鮮半島の南岸付近、9日(金)には対馬海峡付近と次第に南下し、九州北部へ近づいてきます。このため、湿った空気の流れ込みが強まり、九州北部は広く雨や雷雨となるでしょう。特に、梅雨前線が対馬海峡付近に停滞する9日(金)から10日(土)は、九州北部の広い範囲で激しい雨が降り、11日(日)にかけて大雨となるおそれがあります。今週末にかけての雨が、九州の、梅雨最後の山場となるでしょう。梅雨末期の大雨に、警戒して下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士