群馬県の草津白根山(白根山の湯釜付近)の噴火警戒レベルが「1」(活火山であることに留意)に引き下げられました。

●草津白根山(白根山の湯釜付近)の噴火警戒レベル「1」に

気象庁はきょう午前11時、草津白根山(白根山(湯釜付近))の火山活動が静穏時の状態に戻る傾向が認められるとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
湯釜火口から、おおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなっているとのことです。

●今後も火山灰噴出等に注意

火山活動は落ち着きつつありますが、今後も湯釜火口からおおむね500メートルの範囲では、ごく小規模な火山灰等の噴出の可能性があるとのことで、地元自治体の指示に従うなど、気象庁は注意を呼び掛けています。
また、湯釜火口周辺では火山ガスの噴出等がみられ、周辺の地形によっては高濃度の火山ガスが滞留することも考えられるため、注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士