きのう4月4日(土)の夜中から日付をまたいで、福岡管区気象台で黄砂が観測されました。国内で黄砂が観測されるのは今年初めてで、2019年11月2日以来です。



●今年全国初の黄砂


きのう4月4日(土)の夜、日付が替わる前から、きょう5日(日)にかけて、福岡管区気象台で黄砂が観測されました。水平方向での見通しを表す視程は10キロメートルです。国内で黄砂が観測されるのは今年初めてで、2019年11月2日に福岡、大分、下関で観測されて以来です。


●黄砂とは


黄砂とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により大気中に舞い上がった砂や塵です。この砂や塵が上空の風によって運ばれ、日本をはじめとする広い範囲に降下します。昨年は秋にも観測されましたが、日本では春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。


情報提供元: tenki.jp日直予報士