総務省消防庁は、先週1週間(7月22日~28日)の熱中症による救急搬送状況を本日発表。先週1週間に熱中症で救急搬送された人数は、全国で5664人(速報値)と、その前の週の3倍近い値となりました。



●熱中症搬送者数 先週の3倍近くに


総務省消防庁によりますと、7月22日(月)から28日(日)までの1週間に熱中症で病院に救急搬送された人は5664人と、その前の週(7月15日(月)〜21日(日))の1948人のおよそ3倍と急増しました。

搬送された人で最も多かったのは65歳以上の高齢者で2978人で、発生した場所で最も多かったのが住居で1993人となりました。

この期間中、24日に九州、四国、近畿、北陸地方で梅雨明けが発表され、続いて25日に中国地方、28日には東海地方で梅雨明けし、各地で晴れて気温が高い日が多くなりました。


●この先も暑い日が多く 熱中症に要注意!!


きのう29日(月)に関東甲信地方で、今日は東北南部で梅雨明けの発表がありました。ようやく本格的な夏が始まり、この先も全国的に気温が高い日が続きます。

行楽シーズンにも入っていますので、いつもよりも屋外で過ごす時間が多くなります。

無理なスケジュールで行動するのは避け、こまめな水分補給を心がけるなど、いつも以上に熱中症対策を心がけるようにしましょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士