九州では3日(水)、たった1日で平年の7月ひと月分の降水量を超える恐れ。土砂災害などに厳重警戒。ちょうど大潮。大雨と満潮が重なると河口付近で浸水の恐れ。



3日(水)は、梅雨前線は、活動が更に活発になり、九州北部まで北上する見込みです。九州では、今週で最も大雨が降りやすいでしょう。朝から本格的な雨が降り、24時間降水量は、平年の7月ひと月分の降水量を超える所がある見込みです。これまで、停滞する梅雨前線の影響で、鹿児島や宮崎では、降り始めからの雨量が600ミリから800ミリを超えている所があります。熊本でも、300ミリを超えている所があります。今後、1時間に50ミリ以上の雨が降ると、あっという間に大きな災害につながります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。特に、熊本、鹿児島、宮崎で危険です。

熊本で、3日にかけて予想される1時間雨量は、多い所で80ミリ、息苦しくなるような猛烈な雨です。福岡、佐賀、長崎、大分は多い所で50ミリです。鹿児島、宮崎では、3日午後6時までに予想される1時間雨量は、多い所で50ミリです。

雨の音、雷の状況が普段と違うような場合、周辺の状況があっという間に変わる恐れがあります。インターネットなどを使って、避難情報や川の水位情報を確認し、早め早めの避難行動を取って下さい。


ちょうど大潮にあたります。満潮は朝と夜です。大雨が満潮と重なると、河口付近で浸水の恐れがあります。ご注意下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士