東京都心は先週末から今週初めにかけて気温のアップダウンが大きくなりました。今週末は梅雨寒となる可能性があります。



●気温差が大きい一週間


関東地方は先週末から気温の変化が大きくなっています。都心では、先週9日(土)に気温が32度まで上がって今年初めて真夏日となりましたが、翌10日(日)には一気に気温が下がり、ヒンヤリとした空気に包まれました。最高気温は22度と、たった1日で10度も低くなりました。東京都心で最高気温が前日より10度下がるのは、1年にあるかどうかで、極端な気温変化でした。さらに11日(月)は最高気温が20度に届かず、長袖の服が必要なくらいでしたが、12日(火)には一転して25度を超え、動くと汗ばむくらいでした。


●週末は梅雨寒?


1年の中でも、特に気温のアップダウンが大きいのは春ですが、梅雨時もこのように天気や風向きによって気温の変化が大きくなることがあります。この先はオホーツク海高気圧の張り出しが予想されており、関東地方には東よりのヒンヤリした空気が流れ込みやすくなるでしょう。特に16日(土)の最高気温は20度くらいと、梅雨寒になる可能性があります。雲のかかり具合によっても気温が変わってきますので、この先は予想気温もしっかりチェックしてください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士