7日の朝、大阪市の上空には何本もの長い飛行機雲が見られました。飛行機雲が消えずに延びる時は、天気は下り坂。近畿地方では8日から10日にかけて雨が降る見込みです。



●西から雲が広がってきました


近畿地方は、朝はまだ青空も見られましたが、飛行機雲が長く延びて消えずに残り、そのうちだんだんと空が雲に覆われ白っぽくなってきました。お昼過ぎには太陽も雲に隠れ、太陽のまわりに日暈が出ていました。衛星画像で白く写っているのは、空の高い所に広がる濃密な上層雲です。この雲からは雨が降ることはありませんが、日差しを遮ります。実際、午後になると日差しがなくなり、影もできなくなりました。このあとは、さらに低い雲に覆われ、あすの朝には近畿地方にも雨雲がかかりだす見込みです。


●近畿地方は8日から10日にかけて雨


前線を伴った低気圧が、ゆっくりと西日本付近を東へ進む影響で、近畿地方は8日から10日にかけて雨が降る見込みです。南から湿った空気が流れ込むため、雷を伴った激しい雨の降る所もあるでしょう。今回は長く雨が降るため、雨の量が多くなる恐れがあります。まだ雪の積もっている地域では、雪崩にも注意が必要です。


情報提供元: tenki.jp日直予報士