悲願の36年ぶり制覇を果たしたアルゼンチンのメッシが、表彰式で優勝トロフィーを掲げた際に着用していた黒い上着に注目が集まっている。英BBC放送(電子版)によると、アラブ伝統の「ビシュト」と呼ばれる男性用の民族衣装。大会組織委員会関係者は「公的な場で、お祝いの時に着るもの」と説明した。  一人だけ目立つ服装なのも気にせず、メッシは満面の笑みで仲間と一緒に記念撮影に。ユニホームが隠れたなど批判的な声もある中、先の関係者は「メッシを祝うためだった。世界の人々に、私たちの文化を紹介する機会でもあった」と話した。 (ルサイル時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕「ビシュト」と呼ばれるアラブ伝統の黒い上着を着て優勝トロフィーを掲げるアルゼンチンのメッシ(中央)=18日、ルサイル(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 メッシが「黒マント」姿に=W杯サッカー