【ロンドン時事】イングランド・ラグビー協会(RFU)は29日、出生時の性と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手に関して、出生時に男性だった場合は2022~23年シーズンからイングランドで女子の試合への参加を認めないと発表した。  RFUは専門家との協議や科学的証拠の検討の結果、出生時の性別によって体格や体力に差があり、「安全性と公平性を考慮するとバランスが取れない」と結論付けた。  出生時に女性の選手については、書面による同意を提供してリスク評価を実施すれば、男子の試合でプレーできる可能性がある。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 出生時男性選手、女子の試合禁止=トランスジェンダー規定―イングランド・ラグビー