照ノ富士が宇良を難なく退けた。真っすぐ当たってきた相手を抱え込んで土俵の外へ。八角理事長(元横綱北勝海)は「何とか振りほどいて、という宇良の意図は見えたが、抜けなかった」。横綱の冷静な取り口を評価した。  黒星発進から徐々に調子を上げてきている様子。土俵下の粂川審判長(元小結琴稲妻)は「連敗もないし、ここまで悪くない」とみた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕宇良(手前)を攻める照ノ富士=16日、愛知・ドルフィンズアリーナ
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 照ノ富士、慌てず=大相撲名古屋場所