サッカーのウェールズ代表監督のライアン・ギグス氏(48)が20日、辞任を表明した。ウェールズ協会も公式サイトで認めた。ウェールズは11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会に出場する。  元代表で、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)で活躍したギグス氏は、交際女性らへの暴行罪で起訴され、2020年11月から職務を離れていた。ロイター通信によると、保釈中のギグス氏は容疑を否定し、審理が長引いていることから「W杯に向けた準備に悪影響を及ぼしたくない」と説明した。   ウェールズはロバート・ページ氏が暫定的に指揮を執り、今月上旬の欧州予選プレーオフでウクライナを破って64年ぶりのW杯出場を決めた。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ライアン・ギグス サッカー指導者(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウェールズ代表のギグス氏が監督辞任=暴行罪の裁判長引き―サッカー