札幌は終盤に10人となったがしのぎ切った。後半27分に金子の左足で同点。しかし、その5分後に荒野が一発退場。何度もゴールを脅かされたが、7分あったロスタイムも耐え、引き分けに持ち込んだ。ペトロビッチ監督は「厳しい中で最後まで戦った選手たちをたたえたい」と褒めた。  ボールをキープするなど時間を稼ぐ一方で、カウンターなどで攻める姿勢も忘れなかった。開幕から6戦連続ドローとなり、J1記録を更新。終了間際に右脚がつるほど力を尽くした金子は、勝ち切れなかった試合だったと捉え、「全員で守れたのは良かったが、惜しいシーンがあった」と振り返った。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 札幌、10人でしのぐ=Jリーグ