日本ハムの新庄監督は初陣を前に、選手に楽しんでプレーさせることを強調した。リラックスしてこそ最大限の力が発揮できると考え、「遊び心を持ってやってほしい。小さい頃に日が暮れるまで野球をやっていたような気持ちで暴れてほしい」と望んだ。自身は開幕前日に登録名を「BIGBOSS(ビッグボス)」に変えて、心機一転した。  開幕投手にはオープン戦で好投したドラフト8位新人の北山(京産大)を抜てき。闘争心をむき出しにして投げる姿がチームに好影響を与えると判断した。相手に多くのデータがないことも理由だった。  20日にインスタグラム上のメッセージを介して大役を伝えられた北山は「素晴らしい機会を頂いた。思い切って投球したい」。抑え候補でもある右腕で、長いイニングを投げることは考えづらい。監督は2番手以降の起用は明かさなかった。  野手については「途中からオープン戦のように代えていくと思う。ベンチにいる選手にも経験をさせたい」との方針を示した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕開幕戦の前日練習で、北山(手前)の投球練習を見守る新庄監督(奥左)=24日、ペイペイドーム 〔写真説明〕開幕戦の前日練習でキャッチボールする日本ハムの北山=24日、ペイペイドーム
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 新庄監督「遊び心を持って」=北山抜てきは闘争心で―プロ野球・日本ハム