中日の木下のバットが振れている。一回2死満塁、3ボール1ストライクから左翼席へ運ぶ一発。制球に苦しむ山口の真ん中の直球を完璧に捉えた。オープン戦の打率が3割を超える正捕手は「いいカウントから甘い球を仕留められた」と胸を張った。  昨季はチームで日本人トップの11本塁打。さらに長打を増やそうと、これまでよりも約2・5センチ長いバットを使っている。扱いに慣れ、飛距離の伸びを実感している様子で「徐々に形になりつつある」。守備も安定している扇の要は、今年も頼りになりそうだ。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 好調の木下が満塁弾=プロ野球オープン戦・中日