【ロンドン時事】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は8日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、南野拓実のリバプール(イングランド)はホームでインテル・ミラノ(イタリア)に0―1で敗れたものの、2戦合計2―1で辛くも準々決勝進出を決めた。  下馬評では有利とされていたリバプールは、序盤から相手の粘り強い守備と素早いカウンターに苦しめられた。自慢の攻撃陣も振るわず、後半7分にペナルティーエリア内のこぼれ球に反応したサラーが左足でシュートを放った場面では、ポストに嫌われた。強力3トップはいつもの決定力を欠き、ゴールを割ることはできなかった。  後半17分には、守備の要であるファンダイクが一瞬の隙を突かれて失点を許したものの、直後に相手のFWサンチェスが2枚目のイエローカードを受けて退場処分に。そんな状況もあって、リバプールは何とか逃げ切った。  「大喜びできる内容ではなかったが、ベスト8進出にはとても満足している」とクロップ監督。苦戦を強いられながらも、2季連続の8強入りを果たし、安堵(あんど)の表情を浮かべた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 リバプール、辛くも逃げ切り=安堵のクロップ監督―サッカー欧州CL