金属代替、滅菌可能なプラスチック製。

2023年12月11日
サカセ化学工業株式会社

 NEWS RELEASE

 

 サカセ化学工業株式会社(本社:福井県福井市、社長:酒井哲夫、以下サカセ)は保有するスーパーエンジニアリングプラスチック(以下、スーパーエンプラ)成形技術を活かし、院内感染防止のため使用される密閉コンテナーの新商品「PIC-15」を開発した。スーパーエンプラは耐熱・耐薬品性・強度に優れた樹脂で特に軽量化を目的として金属やガラスの代替利用が各分野で進んでいる。

 

 「PIC-15」は軽量で中身の確認が可能な透明樹脂製コンテナーの中でも、さらに取り回しやすいサイズの要望を受けて製品化された。卓上の滅菌装置に対応できることから総合病院以外の医科・歯科、動物病院などでも活用が可能。また、その軽量・高機能な点から医療の分野だけでなく産業分野へ向けた展開も期待される。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310271818-O5-5EyllX21

 

 サカセは1999年からスーパーエンプラ事業に注力し、今日に至るまでその技術ノウハウを積み上げてきた。保有する1300 tonの大型射出成型機を活用し、他社が難色を示す大型射出成形プロジェクトにも果敢に挑戦している。最大9㎏弱のスーパーエンプラ製品が成形可能で、20 mmを超える超肉厚製品成形実績も持ち、取り扱える樹脂もPPSU、PEI、PESなど多岐にわたる。   

 

 特に最近の環境問題に絡んだCO2削減・燃費向上のための軽量化需要や、少子高齢化に伴う働き手不足問題に絡んだ現場作業負担軽減を目的とした軽量化需要も影響し、金属代替の樹脂化の相談が増加、エネルギー分野や鉄道、航空機分野へも供給を行っている。2021年にはAS9100 (航空宇宙産業向け品質マネジメントシステム) の認証を取得し、クオリティとプロセスの確保において国際的に認められた存在となった。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310271818-O3-CMi7D0rM

 

 

<密閉コンテナーの製品詳細はこちら>

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310271818-O4-794sSJ6G

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107576/202310271818/_prw_PT1fl_MAkAcy53.png

 

■カラー

 ・本体:アンバー、ブラック

 ・フタ:アンバー、ブラック

  ※フタがアンバーで本体がブラック、

    フタがブラックで本体がアンバーも可能

 

■材質

 ・本体・フタ:PEI(ポリエーテルイミド)

 ・パッキン:シリコーン

 

■特長

 ・軽量なので取り回しが容易

 ・高い耐熱・耐薬品性を誇り、厳しい環境下での使用に最適

 ・フタについているシリコーンパッキンで密閉性を確保

 ・透明性が確保され、中身が一目で確認可能

 ・中身を見せたくない場合は黒色も選択可能

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 医療用 高機能コンテナーに新タイプ