~10月27日に協定締結式をおこないました~

2023年10月27日
福井県 未来創造部 新幹線・交通まちづくり局
新幹線建設推進課

福井県と(公社)福井県観光連盟は、令和6年3月16日の北陸新幹線福井・敦賀開業とその先の大阪延伸、2025年の大阪・関西万博に向け、(公財)大阪観光局と観光促進に関する包括連携協定を締結し、下記の通り締結式を開催しました。
この協定は、北陸新幹線福井・敦賀開業をひとつの契機として、大阪の持つ都市型の観光資源と福井県が持つ自然やZENの精神文化、食といった観光資源を融合させることで、新たな価値の創造や広域周遊ルート造成を推進し、訪日外国人旅行者をはじめとする交流人口の拡大や双方の地域経済の発展に寄与することを目指すものです。関西のゲートウェイである大阪は、令和元年(新型コロナ前)の延べ宿泊者数が福井県の約11倍の4,743万人にのぼります。これらの観光客に福井まで周遊してもらうべく、観光周遊ルートの造成、魅力発信プロモーション、新しい旅のニーズに対応したコンテンツの発信などの多角的な連携を進めることで、旅行客や関係人口の増加、観光コンテンツの充実と販路拡大を目指すとともに、北陸新幹線の大阪延伸に向けた機運の醸成も期待されます。
また、令和7年には大阪で万博が開催される予定で、その効果によりインバウンドの増加も見込まれます。今回の協定では、万博時に訪日外国人を福井県へ誘客することで、福井県内の観光産業振興に寄与するだけでなく、大阪のオーバーツーリズム解消に繋げることも視野に入れています。

<協定締結式概要>

【開催日時】   令和5年10月27日(金) 午前11時00分~11時50分
【開催場所】   大阪富国生命ビル4F テラプロジェクトまちラボ内会議室
(大阪市北区小松原町2-4)
【出 席 者】   福井県知事 杉本達治
(公社)福井県観光連盟会長 山田義彦 
(公財)大阪観光局理事長 溝畑宏
【主な連携事項】  (1)観光を通じた地域の魅力づくりに関すること
         (2)地域の情報発信力および認知度向上に関すること
         (3)新たな観光ルートの開発に関すること
         (4)国内外における観光プロモーションに関すること
         (5)ZENブランド等を活用したツーリズムの研究に関すること

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310261759-O5-21GRQoS6
締結式のようす (左より溝畑大阪観光局理事長、杉本福井県知事、山田福井県観光連盟会長)

●福井県知事 杉本達治 コメント
福井県は、今年7月に行った恐竜博物館のリニューアルや、半年後に控えた北陸新幹線の県内開業等観光に明るいニュースが続き、にぎわいが加速しており、一方、大阪府も万博が開催まで500日を切り非常に盛り上がっています。そんな両府県がこの協定締結を機に協力し、お互いの地域経済にメリットを作っていくことで、両府県の大きな飛躍を期待しています。

●福井県観光連盟会長 山田義彦 コメント
来春の福井県への北陸新幹線の開通、3年後に予定している中部縦貫自動車道の開通と、各地域からの福井県へのアクセス性が格段に向上する絶好のタイミングで今回の協定が締結でき、大変嬉しく思っております。福井県のコンテンツと大阪の都市型の観光資源を融合させることで、双方の地域経済が活性化することを願っています。

●大阪観光局理事長 溝畑宏 コメント
本協定は、再来年に開催の万博、また万博後を見据えた日本の観光経済促進を目標に締結いたします。これを機に、ゴールデンルートに替わる、関西~北陸~東京を巡る新たな広域観光周遊ルート「レインボールート®」を構築し、これを日本国内だけでなく、国外にも発信することで、日本全体の観光の底上げを図りたいと思っています。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 福井県/福井県観光連盟/大阪観光局が連携協定を締結!北陸新幹線福井・敦賀開業を機にさらなる観光の促進を