~パーソナル人工知能研究のパイオニアとして、アジア版OpenAIの地位確立および更なる技術優位性の実現へ~

2023年9月19日
株式会社オルツ

 P.A.I.®️(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取締役:米倉 千貴、以下、オルツ)は、累計資金調達額が総額80億円を突破したことをお知らせします。

 今回の資金調達は、近鉄ベンチャーパートナーズ株式会社、ヒューリックスタートアップ1号投資事業有限責任組合、株式会社UB Ventures、株式会社キーエンス、AGキャピタル株式会社、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社およびSMBC日興証券株式会社を引受先とした第三者割当増資と株式会社三井住友銀行及び株式会社みずほ銀行からの当座貸越枠を確保し、総額約19億円の調達となりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309169713-O1-meJP7ttz

【調達の背景と目的】
 2022年末から世界中で一気に生成AI分野への注目が集まりました。設立以来、生成AIの研究・開発・保有・サービス運用を行ってきたオルツは、細やかな ‟社会実装” および ‟ビジネス実装” が非常に重要であることを実感しています。この度の資金調達は、当該の実装をともに加速させていくことができる事業会社との連携およびLLM開発を含むAI技術基盤への投資・プロダクト開発・卓越した人材の確保・セールス&マーケティングの強化を目的として実行しました。

 2014年の設立と同時に「Personal Artificial Intelligence(P.A.I.)」を商標登録し、あらゆるテクノロジー分野のトップティアアカデミアとの連携を強化し、研究開発を重ねてきた当社は、昨今脚光を浴びる「パーソナルエージェント思想」の先駆者であることを自負しています。その基盤となる技術である大規模言語モデル(LLM)の開発と保有はもちろん、それに基づいたプロダクト(AI GIJIROKU、altBRAIN、AIコールセンター、CLONEdevなど)を展開している当社は、‟アジアにおけるOpenAI” というポジショニング確立と、‟「パーソナライゼーション」と「カスタマイゼーション」のノウハウにおける優位性” をより強固にし、クライアントの本質的な課題を解決していきながら、引き続きP.A.I.の実現に向けて邁進してまいります。

 
【投資家からのコメント】
近鉄ベンチャーパートナーズ株式会社 部長 足高 寛俊氏
オルツ社が掲げる「非生産的労働からの解放」というミッションは、少子高齢化や労働人口の減少という深刻な社会問題に対する本質的なアプローチであり、構想からブレずに追求してきた米倉代表の先見の明と強い信念、スタッフの皆さまのプロフェッショナリズムと深いコミットメントに共感と安心感を覚えました。
幅広い事業フィールドを有する近鉄グループとして、様々な切り口で協業の可能性を探りながら、この壮大なプロジェクト、P.A.I.®(パーソナル人工知能)やAIクローンの社会実装に少しでも貢献して参りたいと考えています。

 
ヒューリックスタートアップ株式会社 代表取締役 上杉 孝氏
オルツ社のビジョンである「非生産的労働からの解放」は、日本の経済・企業・個人にとって最大の課題且つ早期に実現すべき課題と認識しており、より豊かな社会の実現に期待して出資させて頂きました。また、オルツ社が培ってきた大規模言語処理技術の活用、Voice-to-Text市場での更なる事業拡大にも期待しております。
ヒューリックグループでは、オルツ社との協業を通じて、不動産領域における生産性向上を検討して参ります。

 
株式会社UB Ventures マネージング・パートナー 頼 嘉満氏
オルツが開発するデジタルクローンそしてP.A.I.が、人と機械におけるインタラクションを根本的に変革し、未来のコミュニケーションやビジネスモデルに革命を起こすことを期待し、この度出資いたしました。オルツは創業以降、自社開発した独自のLLMをベースに、旗艦プロダクトである「AI GIJIROKU」の社会実装を実現してきました。人口減少が進む日本社会において、DX化を通じた業務効率化の実現は急務です。オルツの有するAI技術が、今後医療からエンターテイメントと様々な業界に実装されることで、各業界に対して革新的な生産性向上をもたらすことを確信しています。オルツへの支援を通じて、人々が非生産的な労働から解放され、日常生活がより豊かになる社会の実現に貢献していきたいと考えています。

 
AGキャピタル株式会社 投資部長 西出 勉氏
オルツ社が掲げる「非生産的労働からの解放」という壮大なビジョンに共感して投資させて頂きました。生成AIが世間の注目を集める昨今、同社が有する独自のP.A.I.(パーソナル人工知能)技術、高度な自然言語処理技術は、日本語への対応力の高さという点で国内では他の追随を許さないものであり、その技術力は今後、国内市場に留まらず海外市場にも大きく拡がっていくものと確信しております。
AGキャピタルとしては、弊社グループの金融サービスを通じた成長支援は勿論、弊社グループの生産性向上にも同社のサービスを積極的に活用させていただくことで同社をサポートさせていただきます。

 
ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社 社長 長沼 亨氏
オルツ社の「P.A.I.とAIクローンにより人を非生産的労働から解放させる」という確固たるビジョンに共感するとともに、同社の高い技術力とサービス開発力に魅力を感じ、今回出資をさせて頂きました。あらゆる労働の現場において業務の生産性向上が求められる中、同社の大規模言語モデルをはじめとするテクノロジーから生み出されるソリューションに大きな社会的意義を感じています。今回の資本提携を通じ、当社の事業領域における協業検討を加速させるとともに、オルツ社の更なる成長に貢献していきたいと思います。

 
SMBC日興証券株式会社 マーチャント・バンキング部長 折田 中氏
弊社は2022年に引き続きオルツに出資させていただきました。オルツは、自らのAI技術を通じて労働の概念を根本から変えていくのだという強い信念を持って事業成長を続けているチームです。彼らの掲げる「非生産的労働からの解放」というビジョンのもと、「AI GIJIROKU」をはじめとした多彩なソリューションがいち早く社会実装され、人類の飛躍的な労働生産性向上が実現することを大いに期待しております。

 
【第三者割当増資の引受先】
 近鉄ベンチャーパートナーズ株式会社
 ヒューリックスタートアップ1号投資事業有限責任組合
 株式会社UB Ventures
 株式会社キーエンス
 AGキャピタル株式会社
 ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社
 SMBC日興証券株式会社

 
【採用中の職種】
・CxO層
・ビジネス:セールス・マーケター・カスタマーサクセス
・開発:プロジェクトマネージャー・プロダクトエンジニア・AIエンジニア
・コーポレート:経営企画

 
【サービスプロダクト例】
AI GIJIROKU(AI議事録) ー急成長中の文字起こしサービス
AIコールセンター ーあなたの会社のコールセンター業務を丸ごと自動化
Nulltitude  ー市場調査や世論調査にも、AIアンケートシステム構築
LLM - GPT Solutions ーLLMを活用したDXソリューションを提供・提案
CLONEdev(クローンデブ) ー利用者のライフログを連携し、デジタルクローンを生成
altBRAIN(オルツブレイン) ーノーコード生成AIプラットフォーム

 
■ 株式会社オルツについて
2014年11月に設立されたオルツは、P.A.I.®️(パーソナル人工知能)、AIクローンをつくり出すことによって「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業です。また、AIの対話エンジンの開発から生まれた音声認識テクノロジーを活用した「AI GIJIROKU」などのSaaSプロダクトを開発・提供しています。2023年9月までの累計調達額は80億円超に達しています。
https://alt.ai/

 
<報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社オルツ
広報 西澤
e-mail:press@alt.ai

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 オルツ、累計資金調達が80億円を突破 LLMを含むAI技術基盤強化を加速